日本の夏祭り
どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋暁のスタッフです!
毎日毎日暑いですね〜。
皆様どのようにお過ごしですか?
今回は「日本の夏祭り」についてです。
「まつり」とは本来は神を祀る(まつる)ことやその儀式のことです。
今では春夏秋冬それぞれに豊作祈願であったり、感謝であったり、
いろいろな意味を込めてお祭りがありますよね。
夏祭りは、稲を食い荒らす害虫を追い払い、台風除けを祈願したり、
この暑い時期に病気が流行することが多く、医学が発達していないころは霊のしわざと思われていたことから、病気や災害をもたらす悪い霊を追い払うために始まったようです。
祇園祭も八坂神社摂社での「疫神祭」をもってすべての行事が終了します。
日本で有名な夏祭りは
・京都の祇園祭
・大阪の天神祭
・徳島の阿波おどり
・青森のねぶた祭り
などがあります。
もともと日本には、太陽や海、動植物、自然などすべてのものに神が宿るという考え方があります。
「神々に五穀豊穣と健康や安全を祈る」それが儀式・祭りとして人々の暮らしに根付き、世代を超えて伝わっているのですが祭りの起源はなんと紀元前にまでさかのぼります。
「アマテラスオオミカミ」皆様もお聞きになったことがおありでしょうか?
世を照らす太陽神です。
その弟が海の神「スサノオノミコト」です。
このスサノオノミコトは、やんちゃさんだったようで、
いつも周りに迷惑をかけてしまい、そのことに心を痛めたアマテラスオオミカミが
岩戸に隠れてしまうんです。これが「天の岩戸隠れ」です。
日本最古の歴史書、古事記(712年)に記されています。
世界は暗闇に包まれ、あらゆる災害が起こります。
そこで八百万の神々が話し合い、太陽神を招き出すために岩戸の前で踊ったり、どんちゃん騒ぎをしました。
その楽しそうな様子で「アマテラスオオミカミ」が再び出てきて、世界は再び光を取り戻したんです。
このどんちゃん騒ぎが祭りの始まりといわれています。
平安時代には神輿が登場し、江戸時代には山車や花火なども加わり、
主役は神仏から庶民へと変わっていきました。
こういった行事だからこそ、昔から今へと代々守り伝えられてきたんですね。
お祭りに熱い地域というのは、もしかすると災害や病気などが多かったのでしょうか…。
有名なお祭りの起源を調べてみると、、
例えば青森のねぶた祭りは、明かりを灯した巨大な灯籠(ねぶた)を山車に乗せて練り歩く大変華やかなお祭りです。
もともと農作業の妨げとなる眠気を流す「眠り流し」という行事から生まれたそうで「ねむりながし」が「ねぶた」になったとか。
京都の祇園祭は平安時代に流行した疫病を鎮めるための「祇園御霊会」が起源とされています。
疫病流行の時だけ行われていましたが、970年ごろからは、毎年おこなわれるようになりました。
1000年以上も昔なんですね。驚きます!
その後応仁、文明の乱で京都は焼野原と化しましたが町衆の祇園会に対する熱意からその後も続けられ、
内容外観ともに豪華なものとなっていったようです。
次に徳島の阿波おどり。
「日本三大盆踊り」のひとつに数えられるお祭りです。
残りの2つは秋田の「西馬音内の盆踊り」岐阜の「郡上踊り」。
阿波おどりの起源は「徳島城築城起源説」「盆踊り起源説」「風流踊り起源説」と3つぐらいあるようですね。
いずれの説の場合も、民衆とともに生まれ、発展していった点が共通していて、
今では全国に広まり、「日本三大阿波踊り」が出来ているぐらいです!
阿波踊り特有の二拍子リズムを奏でる楽器隊がいるのも特徴ですね。
観光客も日本最大規模で、希望すれば飛び入りで参加できる「にわか連」というものもあるそうで、
有名連の踊り子によるレッスンとリハーサルのあと、演舞場で実際に踊ることができるとか。
何でも起源や詳細を調べるっておもしろいですね!!
今年は開催されないお祭りも多いかと思いますが、
そんな間にこういったことを調べて、また行きたいお祭りをチェックしてみるのもいいかもしれません。
そういえば先日、伝統屋でも浴衣に似合うアクセサリーをご紹介しました。
早速ご購入いただき、Twitterにあげてくださいましたのでご紹介します。
夏祭りで浴衣に合わせていただけるとのことで嬉しいかぎりです!
ちりめんのアクセサリーは今の所、
夏向けのデザインが多いのでぜひどうぞ。
これからも何か「和」に関わることを書いていきますね。
何かリクエストあればぜひお聞かせください。
また、伝統屋のホームページからお買い上げいただく時に
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これからも『伝統』や『職人の想い』であなたの生活に彩りを添えるお手伝いができますように。
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